お客様自身で焼色処理なさることは可能です。
一般に普及しているガスバーナーでも十分に焼き色をつけることができます。
またチタンネジ程度の小さなものでしたら普通のガスコンロに数十秒あぶるだけで素晴らしいチタンブルーとなります。
ただし、非常に高温で危険な作業となるため、
命にかかわる怪我、災害を引き起こす可能性があります。
弊社ではお客様自身での作業につきましては一切の責任を持ちません。
また、技術的に難しい作業であり、一度変色してしまうと研磨する以外に戻す方法がありません。
弊社ではお客様自身の焼色処理に一切の責任は持ちませんが
失敗なさった場合には研磨により表面(凹部以外)を鏡面にすることは承ります。
その際にはお問い合わせフォームよりMetalizeまでご連絡下さい。
上記をご理解頂いた上で以下の焼色処理のコツを参考までにご覧下さい。
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ガスバーナーはなるべく高温のものを用いてください。
自動車板金に用いられる有酸素のアセチレンガスバーナーなどは非常に有効です。 |
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焼色処理の前に必ずチタン表面の油を完全に取り去ってください。
十分に洗えば台所洗剤で脱脂可能です。
洗った後は自然乾燥させずに乾いた清潔なタオルで何度も拭いてください。
洗った後に手などで触らないようにしてください。
手、汚れたタオルなどで触ってしまった場合には必ずもう一度洗い直ししてください。 |
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バーナーによりチタンを加熱していくと
数十秒から数分後に微妙に茶色となり活性化状態になります。
その後加熱し続けると赤紫色になり、次に青になります。
さらに加熱していくと下の画像の左から右のように変色し、
虹色になった後、灰色になり変色は止まります。 |
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熱伝導を良く考えてから加熱してください。
上記の変色は加熱を止めない限り止りません。
薄いものは少しずつ変色を加えてください。
厚いものは一気に変色させるのがベストです。 |
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