メタライズ御中
購入したチタンボルトのレビューを送ります。本来はバイクパーツとのことですが、私
は自転車のディスクブレーキの純正ボルトと交換しました。
以下、よろしくお願いします。
ボルト交換は「病気」だと言われる。1本でも手をつけてしまうと、たちまち発症し、
全てのボルトを交換し尽くすまで治ることはないという。
自分の場合は、愛車(CANNONDALE 1FG)のボトルゲージ取り付けボルトに手を出したの
が始まりだった。鉄からアルミへの換装だった。以来、マニアックなパーツを扱ってい
るショップを巡っては、チタンボルトの陳列されたショーケースを眺める日々……。た
だ、自転車屋が扱っているチタンボルトは種類も少なく、ましてやカラーリングともな
ると通常のシルバーのみというのが現状だ。この病気を患っている人ならば、「ボルト
のカラーリングにも拘らずにはいられなくなる」という「病状」をご理解していただけ
ると思う。余談だが、この病気の苦しみは罹った経験のない人間(特に家族)には全く
理解されない。孤独な病でもある。
そこで見つかった「特効薬」がメタライズ製のチタンボルトだった。ゴールドカラーに
魅了され、気が付くとディスクブレーキのキャリパー固定用にボルト8本を注文してい
た。病気の治療代と考えれば安いもの。実際、カラーリング処理とワイヤーロック加工
が施されていてこの値段はかなりお買い得だろう。自転車屋でカラー処理もWL加工も施
されていない普通のチタンボルトがいい値段で売られているのと比べると、やはりメタ
ライズの利点は大きい。
確かに、8本のボルトを交換した程度では重量的なメリットは微々たるものだ。しかし
、それ以上にカラーリングのアクセントとして、また美しく加工されたチタンボルトを
奢っているという満足感は十分だ。
しかし残念なことに、これで病が完治したかというと、答えはノーだ。むしろ、「残り
のボルトを全部メタライズ製に換えたい病」へと「悪化」してしまった。今はメタライ
ズでM5のボルトを扱っていないことが、何よりも悩ましい。
- 64チタン製WL付きテーパーボルト・M6・長さ25mm
陽極酸化仕様/パイナップルゴールド
- 64チタン製WL付きテーパーボルト・M6・長さ20mm
陽極酸化仕様/パイナップルゴールド
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